VW POLO 6N バッドフェイス加工

正確には6N2になります。
元々要所を押さえた、とてもセンスの良いドレスアップをされていましたが、
今回はHofele Designのエアロと併せて、デモカー同様にバッドフェイス化
但し、市販されているFRPのボンネット延長キットではなく、
今回も当然の如く鉄板溶接による延長、勿論、ボンネット延長だけではバンパー、グリルが干渉する上
ボンネットの開閉が困難になりますのでバンパー、グリルの加工も必要となります。
また、フェンダーダクト(通称:ターボフェンダーダクト)の新設と、リヤワイパー除去も行いました。
エンジンルームにおいてはタワーバーを追加
但し、6Nでは設定があるものの、6N2においては基本のボディー形状は同じでも
細部の造りが全く異なる為に、タワー部はCOX製6N用を流用。
ストラット台座取り付け部分をワンオフで製作し、取り付けています。

その全てがワンオフ加工で、ノーマル状態からの変更箇所、加工点数の多さから見ても
本国 Hofele Designのデモカーを超えましたね(笑)

作業前の状況です。ノーマルベースでセンス良くドレスアップが施されています。
型紙で大まかなラインと延長幅を決めます。 型紙から鉄板を切り出した状態
バイスプライヤーで位置決め、仮組み固定しながら溶接していきます。
溶接後、今回は面出し作業にパテではなく敢えてハンダ盛りで行いました。
パテの性能(割れ、痩せ、密着性、等)がそれ程良くなかった時代の技術ですので、
通常の修理でハンダ盛りをする事は殆どありませんが、この様な特殊作業を行う場合には
利点もそれなりにあります。右側の写真の延べ棒がハンダです。
一般の電子工作等に使用するハンダとは少し違い、ハンダに密着性と粘りを出す為に
ハンダと異種金属を溶解し、オリジナルブレンドで混合した特性ハンダです。
バンパー加工前の仮組み状態です。干渉する不要な部分を確認します。 上半分を切っちゃいました
ヘッドライトウォッシャー部も加工 新品のマークレスグリスも真っ二つに破壊・・・じゃ無く加工(笑)
フェンダーダクトの位置決めです ダクトが開きました。裏は補強とメッシュ固定用の足を取り付けてます。
そのままではダクトから中が丸見えなので、つや消し黒を塗装しました 大まかな全体像が見えてきました
フェンダー塗装中 塗装が完了 ボンネットも同様に塗装完了!


タワーバー台座 ワンオフ製作のページへ


 検索エンジンから直接お越しになられた方
フレームが表示されていない方は以下からどうぞ
 トップページに戻る  

神戸ボディショップ 自動車写真館に戻る